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アウトドアフォトグラファー 柏倉陽介が教える「アウトドアフォトレシピ 朝陽と夕陽編」

2018.04.06

カメラのシンプルな操作

写りを決める要素は「F値・シャッタースピード・ISO感度・露出補正など」ですが、カメラの操作を限りなく少なくすることが大切です。私の場合、撮影の9割近くが絞り優先モード。

「絞り優先モード(Aモード)にする>F値を決める>露出補正を操作>シャッター速度が遅くなったらISO感度を上げる」というシンプルな流れになります。大切なのはカメラのオート任せにしないことです。以下の二点だけは必ず自分の感じ方を優先してコントロールしましょう。

F値について

レンズにはFという文字の横に数字が記載されています。例えば、F2.8とかF 3.5とか。その数字がそのレンズで「一番ボケる数値(開放F値)」と考えてください。開放F値での撮影はピントの合った前後をボカして被写体を浮かびあがらせることができます。逆にF8など数値を大きくするとボケは小さくなり、被写体の前後にピントがよく合うようになります。まずは、細かい数値にこだわらず「F2.8でボカす or F8で隅々まで撮る」という感覚で写りの変化を楽しんでください。

☆露出補正について

カメラを手にとって露出補正という部分を探してください。大抵は四角い枠内にプラスとマイナスの文字があるボタンです。そこを押すと[-3 -2 -1 0 +1 +2 +3]という表示が出てきます。マイナスにすれば暗く写り、プラスにすれば明るく写ります。カメラ内メニューで操作していると時間がかかるので、必ず指で操作できるボタンを見つけてください。

どのくらい明るく(または暗く)撮りたいかを自分自身が決め、被写体の雰囲気や質感が写せることを実感してください。

1:カメラの測光モードは全体の明るさを測るマルチ測光(分割測光)に設定。ホワイトバランスはオートで大丈夫です。

2:絞り優先モードではカメラがシャッタースピードを計算してくれますが、だいたい1/60秒以下になると手ぶれしやすくなります。そんな時はISO感度を100200400800と上げていきます。ISO感度は100が最高画質ですが、1600でもノイズが少なかったり、400でもノイズが酷かったり、使用カメラによって変わります。これ以上はノイズのザラザラが気になるというときは三脚に固定して、ISO感度を下げて撮影しましょう。

 

【プロフィール】
柏倉陽介

自然に関わる分野を幅広く撮影している。作品は、米国立スミソニアン自然史博物館、国連気候変動枠組条約第21回締約国会議、世界大都市気候先導グループ会議など展示され、ドイツ博物館やロンドン自然史博物館発行誌、LensCultureほか国内外のメディアに掲載。Monochrome Photography Awards ランドスケープ・フォトグラファー・オブザイヤー受賞、Paris Photography Prize PX3 野生動物部門1位・地球写真部門1位受賞、ナショナルジオグラフィック国際フォトコンテスト 自然部門など受賞。
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