「インスタントカメラ」が再ブームになっているみたいですよ。
BE-PAL世代のみなさんには、懐かしいモノかもしれませんが、10代、20代にとっては、新しいモノなんだそうです。
30代の私にとっても、懐かしいモノ。
中学、高校のときには、携帯カメラよりもインスタントカメラが主流でした。
スマートフォンのカメラを使うようになってからというもの、コンデジすら使わなくなって、今や旅にも持って行かない。
持って行っても使わない。
なぜなら、結局、スマホで撮った写真のほうがInstagramなどのアプリで、かっこよく加工ができるからです。
写真がド下手だって、アングルさえなんとかなれば、雰囲気かっこよくなる。
しかも簡単だし。
って、思っていたんですけど、SNSで、ちらほらインスタントカメラの写真がアップされているのを見て、フィルムの良さを改めて感じたわけです。
デジタルで加工をしていない、写真そのものの「味」。
ブレたり、ピントが合っていなかったり、暗かったりするのも、それこそがリアリティなんじゃないかって。
なんて、いろんな御託を並べましたが、ようは流行りに乗って、私もインスタントカメラを買って「カメラ女子」気取りたいって話なわけですよ!
というわけで、第10回は富士フイルムの「写ルンです」です。
こちらの1600ハイスピードは、高感度、高速シャッター機能があって、暗いところに強い。ブレにくいのも特徴です。
ちなみに私はこちらをアマゾンで、1,100円で買いました。
2016年6月4、5日に行なわれた「タイコクラブ」に、コレを持って撮影してきましたよ!
どの写真もデジタル加工なし!
いい雰囲気出てますよね~。
レトロな色味も、インスタントカメラならではです。
ちなみに、写ルンですには1600ハイスピードのほかに、「シンプルエース」と「水に強い写ルンです New Waterprooh」があります。
「シンプルエース」は、被写体を大きく見られるビッグファインダーが特徴で、ほかのふたつより画質もきれいです。
「水に強い写ルンです」は、その名の通り、水中でも撮れるタイプ。水深10mまで対応しているので、水遊びにはもってこいのカメラです。
撮ってすぐ見れる、何度も撮り直せるデジタルカメラもいいですが、たまにはアナログの面倒くささを味わってみるのも楽しいかもしれませんよ!
お買い物中毒者=中山夏美(ザオウ)
ライター。BE-PAL編集部所属。「山と芸能」が得意分野。趣味は漫画を読むこと。給料のほとんどをフェスやライブ、舞台などのエンタメに使う。夏フェスへの出没率高め。今年もフジロック参戦しまーす。
撮影=小倉雄一郎