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    2022.07.22

    30Lバックパックで世界一周!気になる中身と荷造りのコツを紹介

    国内外の旅行に、登山をはじめとするアウトドアなど、様々な場面で活躍するバックパック。

    その種類は、日常生活で気軽に使用できるデイバッグからアウトドアスポーツに適した本格的なモノまで多種多様ですが、皆さんはどのようなバックパックを愛用していますか?

    私はこれまでに100か国以上の国々を、わずか30Lのバックパックで旅してきました。あまりの荷物の少なさに「中に何が入っているの?」と問われたことが何度もあるのですが、案外多くのモノが詰まっています。

    身軽さを追求して旅の時間をより快適に過ごす

    限られたスペースに必要最低限のアイテムをパッキングするのは、簡単なことではありません。しかしながら、旅の荷物を小さくまとめると、想像以上に多くのメリットが期待できるのも事実です。

    例えば、荷物が軽くなることにより身体に対する負担が減る、ロッカーなど荷物を預ける場所を気にするストレスから解放される、そして何よりお金と時間の両方が節約出来る場合もあり、これらの利点は旅先での時間をより快適に過ごすことに繋がります。

    特に飛行機で移動する場合は、手荷物をチェックインする為の時間および到着空港で荷物を待つ時間が省けるのでオススメです。

    LCC(格安航空会社)利用ならお金も節約できる!

    LCCは、飲み物を含む機内食、および座席予約などのサービスや受託手荷物を預ける作業を簡略化することにより業務を効率化させ、その分顧客に安い値段で航空券を提供できることが最大のアピールポイントである格安航空会社です。

    国内ではピーチ航空およびジェットスターなどが主要都市間を中心に運航するほか、海外でも様々なLCCが運航し、大都市または人気の観光都市へ格安で移動できる為、人気が高いです。

    例えば、アジア地域の都市を中心に様々な路線を展開する ”エアアジア” を利用する場合、成田ーバンコク間は片道10,900円〜(税込※2019年取材時)と格安で利用できることが分かります。

    しかし、これはあくまで航空券そのものの値段であり、諸サービスは含まれていないため座席の予約や手荷物の預け入れを行なう場合は有料となってしまう為、注意が必要です。

    バックパックのサイズが56cm×36cm×23cmを超えない場合は、機内に無料で持ち込むことが出来るので、荷物を預けるためのお金が節約できます。

    気を付けておきたいのが荷物の重量

    ここで気を付けておきたいのが、手荷物の重量制限です。機内持ち込み手荷物の許容重量は、利用する航空会社により異なりますが7〜10kgが一般的です。

    この重量を超えると、超過料金の支払いを求められる場合があるので荷物の重さには気を付けてください。

    気になるバックパックの中身とは!?

    ここでは、私が普段持ち歩いているバックパックの中身を公開します。

    愛用しているのはノースフェイスのノベルティBCヒューズボックス(30L)で、大きさは46cm×33cm×15cm、重量は1,085gです。背中部分以外は耐水性が非常に高い素材で作られているため、ウォータープルーフかつ強度が抜群であるのが特徴です。

    容量が少ない様に聞こえる30Lのバックパックですが、実はこれだけのアイテムを収納することが可能です!実際に長年使ってみての感想ですが、ボックス型の形状を持つバックパックは、期待以上のスペースを活用出来る上に使いやすいのでオススメです。

    荷造りにおいて注意すべきポイント

    簡単なようで意外と複雑なのが、荷造りです。「旅先に持っていきたいアイテムが多すぎてバッグやスーツケースに入りきらない」、「持ってきたのは良いけど実際使わないモノが多かった」など悩みが尽きないものですよね。

    旅の荷物をコンパクトにまとめる為には、必要最低限のアイテムを選択する以外にも、いくつかのポイントを意識しておく必要があるので代表的な事柄を紹介したいと思います。

    1. 洋服は棒状に丸めて収納する

    多くの人にとって、バックパックやスーツケースの中で最もスペースを必要とするのは衣類です。

    私はこれまでに、圧縮袋を用いたり様々な工夫を施してみたのですが、シャツの様にシワになりやすいもの以外であれば、”体重をかけながらクルクルと巻いて棒状にまとめたものをバッグに敷き詰める”という方法が最も多くの服を収納出来るという答えにたどり着きました。

    かさ張るアイテムは、出来るだけコンパクトにまとめましょう!

    2.液体類の持ち歩きはなるべく避ける

    シャンプーや化粧水に、コンタクトレンズの洗浄液!これらは旅に出る期間の長さに関係なく必要なアイテムですよね。小さなボトルに移し替えても、これらは想像以上に重く、場所をとってしまいます。

    そこで、私は持ち歩くべき液体を化粧水および洗浄液の2種類に絞っており、その他シャンプー、コンディショナー、そしてボディーソープは全て固形のタイプを持ち歩いています。

    3.小物は軽めなものをチョイス

    せっかく荷物をコンパクトにまとめても、重くて持ち歩くのが憂鬱であっては旅先での楽しい時間が台無しです。そのためにも持ち歩くアイテムは、なるべく軽めなモノを選びましょう。

    これからの旅スタイルはスマートかつスタイリッシュに決めたい!

    いかがでしたか?登山やキャンプをはじめとするアウトドアに、国内外での旅行など目的や楽しみ方が人それぞれ異なる『旅』。今回は細かなジャンルを問わず、様々な”おでかけシーン”に必要不可欠である『荷造り』に関するいくつかのポイントと、荷物を小さくまとめた場合の利点と併せて紹介しました。

    旅の荷物を小さくすれば、身体への負担は減り、行動範囲がより広くなります。今年の旅は、いつもよりもコンパクトにまとめた荷物で、より快適に過ごしてみませんか?

    ※本記事は2019年に取材・執筆したものです。

    私が書きました!
    ノマドトラベラー
    みずき じゅり
    2014年から約5年かけて103ヶ国旅した旅女子!現在もフルリモートで旅行業界およびメディアで働かせていただきながら旅を継続しています。趣味はスキー・キャンプ・山登りなどのアウトドアをはじめスポーツ観戦、美術鑑賞など幅広いですが基本的には国内外問わず自然が豊かなところへ足を運ぶことが多いです。「アウトドア」をより多くの方々に楽しんでいただける様ジャンルに偏らない様々な情報を配信しています

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