【子どもと登山】3歳でも登れる!親子登山に行こう
2016.05.24
これなら3歳児が自分の足で登頂する、というチャレンジを達成できるかもしれません。そんな母のもくろみはつゆ知らず、鳥居の向こうに見える石段に興奮気味の息子は、我先にと走り出して、軽快に石段を登り始めたのでした。
すぐそばに住宅街があるはずなのに、それをまったく感じさせない自然豊かな登山道。木漏れ日の気持ちよさ、ふかふかの落ち葉のじゅうたんの心地よさに、思わず笑みがこぼれます。
足元に落ちているどんぐりが気になるようです。しばらくじーっと眺めていたあとに、ひとつどんぐりを拾いました。その後もまだ、登ってきません。5分、10分、どんぐりに夢中になりはじめたその場から、なかなか前に進めません。でも、急かさないでガマンガマン。きっとこのぐらいの年齢の子どもには、登頂という達成感よりも、どんぐりの形の違いを見比べるほうが数倍楽しいのでしょう。