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    2016.06.29

    【不思議の国ブータン1】信号機のない首都、ティンプーにやってきた

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    ヒマラヤ山脈の東、インドとチベット(中国)に挟まれた場所にぽつんとある小さな国、ブータン。険しい山々のひしめく九州ほどの広さの国土に、約75万人の人々が暮らしています。

    日本では、ブータンという国の名前を聞いたことはあっても、具体的にどんな国なのか今一つイメージが湧かないという人も多いのではないでしょうか。今回、数名の写真家の方々とともに取材をする機会に恵まれ、この知っているようで知らない国、ブータンを訪れることができました。

    日本からブータンへのアクセスは、バンコクからドゥルックエアー、もしくはブータン・エアラインズでブータンのパロまで飛ぶのが一般的です。バンコクからパロまでの所要時間は、4、5時間ほどかかります。

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    ドゥルックエアーの機内誌の表紙。2016年2月、現在のブータン第5代国王ジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク陛下とジェツン・ペマ・ワンチュク王妃との間に、第一子となる男の子、ジグメ・ナムゲル・ワンチュク殿下が誕生しました。

    2016年のブータンはこのおめでたい話題のほかに、高僧ガワン・ナムゲル(シャブドゥン)がチベットからブータンに到着して国家統一を成し遂げてから400年目にあたるなど、いろいろな面で記念すべき節目の年になっています。

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    現時点でブータンで唯一の国際空港、パロ空港に到着。狭い谷合いにある、滑走路が1本だけのこぢんまりとした空港です。乗客たちはタラップで飛行機から地上に降り、歩いて空港のターミナルに向かいます。

    日本人がブータンを旅する場合、1人あたり1日US200〜290ドル程度(人数や時期によって変動)の公定料金を支払う形で旅行を手配する必要があります。宿泊、食事、ガイド、車などの経費はこの公定料金に含まれる形になります。

    2016年はブータンと日本の国交樹立30周年を記念したキャンペーンが展開中。6月1日から8月31日までの間、日本人にはこの公定料金が撤廃され、1日US65ドルの内国税と各経費の実費で旅行できるようになっています。航空券や一部のホテルにも割引料金が適用されるそうです。

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