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ダンロップ・ブラッククロス(遮光タープ)インプレッション・レポート

ダンロップ・ブラッククロス 2003年8月号P.192で、遮光生地を使ったタープを2種類(スノーピーク製&ダンロップ製)紹介した。スノーピークは、タープシートの裏面にベージュ色の遮光ピグメントPU(ポリウレタン)コーティングという加工を施してある。これは、あくまで生地を透過する太陽光を軽減するもの。

 対してダンロップのブラッククロスは、光をいっさい透過させない100%遮光生地。同じ遮光生地を使った同社のマルチパーパステント(¥43,000)は、中に入ると昼間でも真っ暗!! 夜、内部でライトをつけて着替えをしても外から透けて見えることもないのです。しかも透湿防水性のある生地だから、湿気がこもりにくい。

 でも、光を通さない生地を使ったタープがどれほど機能するのだろうか!? やはり使ってみないと実感がわかない。そこでテストしてきました。

 そしたらナント! ふつうの生地のタープと比べて、最大で4.2度Cもの差がありました。外気温との差は最大で5.2度C!! 体感的にも、ブラッククロスの下にいるほうが明らかに涼しかったんです。それぞれの生地を触ってみても、明らかにブラッククロスのほうが温かい。これは生地が太陽熱を吸収している証拠です。計測機材が足りず、生地表面の温度記録がとれなかったのは残念です。

 とにかく、遮光生地の威力はホンモノ。これこそ涼風サマーキャンプのエンターテイナーといえるのではないでしょうか。

テスト状況
 標高920m、天気は9:00〜11:30までは雲の多い晴れ。11:30〜12:00は厚い雲間から太陽がさし、12:00以降17:00まではほとんど陽が差さない曇天でした。
 どうしてもダンロップと同様のタープを入手できなかったため、ノーマル生地のタープはウイング型を使用。条件を完璧にそろえることはできなかったのですが、風の通り方などを十分を考慮して張るよう努力しました。
 タープ下温度として、同じ高さのテーブルの上に置いたビーカーの水温を計測。身体の大部分が水分である人間の体感温度に近いと思われるからです。
グラフ
時刻 遮光タープ 外気温との
差(遮光)
ノーマル 外気温との
差 (ノーマル)
遮光とノーマル
との温度差
外気温
9:00 23.9 -3.1 25.2 -1.8 -1.3 27
9:30 24.2 -3.8 26.1 -1.9 -1.9 28
10:00 24.8 -5.2 28.0 -2.0 -3.2 30
10:30 25.1 -2.9 28.3 0.3 -3.2 28
11:00 25.3 -3.7 29.5 0.5 -4.2 29
11:30 25.5 -1.5 29.4 2.4 -3.9 27
12:00 25.3 -1.7 28.5 1.5 -3.2 27
12:30 24.6 -0.4 27.4 2.4 -2.8 25
13:00 24.2 0.2 26.7 2.7 -2.5 24
13:30 23.9 -0.1 25.8 1.8 -1.9 24
14:00 23.0 0.0 24.3 1.3 -1.3 23
14:30 22.0 -1.0 23.3 0.3 -1.3 23
15:00 21.3 -0.7 22.7 0.7 -1.4 22
15:30 20.7 -0.3 21.5 0.5 -0.8 21
16:00 20.2 -0.8 20.9 -0.1 -0.7 21
16:30 19.6 -0.4 20.2 0.2 -0.6 20
17:00 19.3 0.3 20.0 1.0 -0.7 19
平均   -1.5   0.6 -2.1  


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