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地球のあらゆる色と出会いたい。写真家のURUMAが世界一周の旅へ。
この思いに賛同したCHUMSを代表し、ブービーバードが相棒となって、旅に出た。
この壮大な旅のウエアとギアはCHUMSがサポート。各地から発信されるメッセージをお楽しみください。

1977年生まれ。写真家。出版社の社員カメラマンを経て、2004年に独立。
世界中の南の島をメインのフィールドに撮影をしてきたが、2010年春、新たな世界を求め世界一周の旅に出る。6大陸を一年半かけて回る予定。その旅の様子はうるま世界一周Blogにて。
第21回 億光年の旅人
いままで多くの旅人に出会い、すれ違ってきました。南へ向かう人、北へ向かう人、楽園を求めて海を渡る人、自身の限界を知るために山に登る人、旅を終え故郷へ戻る途中の人。
そういった旅人に出会うたびに、お互いの旅の話をし、夢を語り、そして別れます。時をともにしたのは長い旅から考えればほんの一瞬。でもボクら旅人は、同じこの星を旅しているもの同士として、何か言葉では表現できない深い心のつながりを感じたりもします。
そうやって出会った旅人たちが無事旅を終え、故郷に戻ったという話を聞くと自分のことのようにほっと安心し、妙にうれしくなったりします。
しかし、不運なことに、その旅の途中で無念の死を迎える旅人もいます。異国の地で病に苦しみ、体を動かすこともできずにベッドに横たわり、死の気配に恐怖し、朦朧とする意識の中で故郷を思い、愛する人の名を声にならない声で叫ぶ。やがて訪れる死の瞬間。
彼らの魂は眠りについた肉体を離れ、大空高くへと舞い上がり空の一部となり、力強い風になり、颯爽と海を渡り、さざめく波となり、クジラとともに大海原を旅し、サンゴの海を駆け抜け、そしていつしか生まれ育った故郷の大地に帰ります。
春になればうららかな風とともに野原の花をそっと撫で、夏がくれば夕立を呼び空を洗い、秋にはまばゆい紅葉で生命の輝きを示し、冬には冷たい薄暮の中に明日への温もりを孕む。彼らの魂は大地の一部となり、木となり、花となり、その花の蜜を吸った小鳥が海の向こうへと飛び立ち、そしてそれを見た人が新たな旅立ちを決意して旅に出る。
そうやって彼らは星の一部となり、この星を旅し続けるのです。
この星が彼らの旅の物語を紡ぐのです。
ボクらはクジラの歌声を聴いたり、萌える森の静けさを眺めたりしながら、この星が紡ぐ彼らの旅の物語に耳を傾けるのです。星が瞬いて見えるのなら、それは星がうたう彼らの旅の歌で、木漏れ日がたゆたうのならば、それは木々が紡ぐ旅の物語なのかもしれません。
彼らは億光年の旅人としていつまでも星とともに生きるのです。
今夜、夜空に輝く星空を眺め、さざめく波の音を聴き、この星が紡ぐ旅人の物語に耳を傾け、彼らのために祈りたいと思います。
異国の地にて、星になった旅人にこの手紙を捧げます。
URUMA


CHUMS初となるアウトドア用の50リットルザック。
USAのキャリアのあるアウトドアデザイナーと共同で作られており、ハーネスやバックパネル、パッドなどの重要な部分も作りこまれて、フィールドでの使用に何も不自由しない作りになっています。
それに加えてレインカバーが本体下部に付属していたり、初心者にはオールインワンで、ひとつあれば、何でも出来る上に¥18,900(税込み)とプライスも抑えられています。
スプリングデールはCHUMSの産まれたハリケーンのそばにあるザイアン国立公園の入り口にある町の名前から取られました。これからフィールドへ向かう人のためのBAGでありたいという思いから名づけられています。