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地球のあらゆる色と出会いたい。写真家のURUMAが世界一周の旅へ。
この思いに賛同したCHUMSを代表し、ブービーバードが相棒となって、旅に出た。
この壮大な旅のウエアとギアはCHUMSがサポート。各地から発信されるメッセージをお楽しみください。

1977年生まれ。写真家。出版社の社員カメラマンを経て、2004年に独立。
世界中の南の島をメインのフィールドに撮影をしてきたが、2010年春、新たな世界を求め世界一周の旅に出る。6大陸を一年半かけて回る予定。その旅の様子はうるま世界一周Blogにて。
第22回 さかさまの木
いまいるこの島には不思議な木があります
その木は巨大で力強い幹を持ち、いびつにうねり入り組んだ迷路のような枝がまるで空に根を張るように伸びているのです。その様子から、さかさまの木と呼ばれています。
さかさまの木の道と呼ばれる場所があって、今日行ってきました。そこではたくさんのさかさまの木が列になって空に根を伸ばしているのです。それはとても不思議な光景でした。まるで違う惑星に来てしまったのではないかと錯覚してしまったほどです。
不思議な木だなぁと思って、ボクは時間も忘れて眺め続けていました。やがて太陽は西の彼方に沈み、夜空の星々がその木の枝先に葉のように絡み付き輝き始めました。
と同時に、それまで静かだった周辺が急に賑やかになり始めました。牛車が列をなしてその道を走り、どこからともなくしゃがれた歌声が聞こえて来て、晩ご飯の用意をする近くの人々が走り回っています。木々は、その様子をじっと聞いているのです。
さかさまの木は数百年以上生きると言います。木たちは長い年月ずっとこの土地の空に根を張り、人々の生活を見守り、この大地で奏でられる音を聞いてきました。その音は彼らが育つための栄養分なのです。豊かな大地と人々の営みがあってこそ、この木はここまで巨大に育つことができるのです。
このでっぷりとしてたくましい木の幹には、長い年月の間かかって蓄えられたたくさんの思い出が詰め込まれているのだと思います。この木はこの大地の歴史そのものなのです。もし木を切ったら、流れ出てくるのは数百年に渡ってこの空の下で奏でられた無数の音なのではないでしょうか。
そんなことを考えている間もずっと、さかさまの木は夜空にまるで大地の奏でる音を聞き入るようにその手を星に向かって伸ばし続けていました。
とても賑やかで不思議な夜でした。
URUMA


CHUMS初となるアウトドア用の50リットルザック。
USAのキャリアのあるアウトドアデザイナーと共同で作られており、ハーネスやバックパネル、パッドなどの重要な部分も作りこまれて、フィールドでの使用に何も不自由しない作りになっています。
それに加えてレインカバーが本体下部に付属していたり、初心者にはオールインワンで、ひとつあれば、何でも出来る上に¥18,900(税込み)とプライスも抑えられています。
スプリングデールはCHUMSの産まれたハリケーンのそばにあるザイアン国立公園の入り口にある町の名前から取られました。これからフィールドへ向かう人のためのBAGでありたいという思いから名づけられています。