アウトドアエッセイ
鉄子の食卓
矢野 直美 みなさんこんにちは。カメライターの矢野直美です。
ここではビーパル本誌「おんなひとりの鉄道旅」で載せきれなかった旅先でのご当地自慢の食べ物紹介を中心に、取材の裏話などをアップしていきます。今回の「鉄子の食卓」を楽しんでいただけましたら、とってもうれしいです。そしてこれからも、ぜひぜひ遊びにきてくださいね (^^)

矢野直美(やのなおみ)。札幌生まれ。“撮って書く”カメライター。とくに鉄道への思いは深く、そのキャリアはン十年。近著は『北海道列車の旅』(北海道新聞社刊)。
→鉄子はこんなカメラを持っています!


Vol.10 長崎県「島原鉄道」まんぷく旅

 今回は長崎県島原半島を走る「島原鉄道」に乗ってきました。ちょうど真っ青な空が広がるとても暑い日のことで、素通し窓のトロッコ列車「島鉄ハッピートレイン」が最高に爽快でした。

 トロッコ列車の誕生エピソードや旅行記は本誌の方で、ここでは今回の旅でもうひとつ、とても気持ちのいい時間を過ごした「しまばら水屋敷」をご紹介します。

 しまばら水屋敷は明治時代に建てられた趣のある民家を喫茶スペースや招き猫ギャラリーとして解放。水の町で知られる島原らしく、庭の池には今も湧き水がこんこんと湧き続けています。池にはハヤが自生し、エビやカニなども生息しているとか。

 
緑の風が心地いい素通し窓のトロッコ列車「島鉄ハッピートレイン」。平成新山や海を望みながらの〜んびりガタンゴトン♪ 島原-深江の往復で運賃500円。

 私がオーダーした喫茶メニューは、手で小さく丸めた白玉を冷たく甘いシロップでいただく島原名物「かんざらし」と、手延べそうめんを水屋敷の湧き水で調理した「冷そうめん」。他に、湧き水で作った角氷を昔ながらの製氷機で削ったかき氷、有明海のテングサ100%のトコロテンなどもあります。
 緑の庭を眺めながら島原名物をいただいたり、昔ながらの縁側に座って涼んだり。つい時間を忘れてくつろいでいました。

 今年もいよいよ太陽と緑の季節が到来。この夏はよりいっそう暑い九州で、トロッコ列車と和風茶房で涼む旅というのはいかがでしょうか(^^)

●トロッコ列車などの鉄道情報についてはこちら
島原鉄道ホームページ http://www.shimatetsu.co.jp/index.html
しまばら水屋敷ホームページ http://www.mizuyashiki.com/


鮮やかな黄色のディーゼルカーが走っています。
 
島原名物「かんざらし」と冷たい抹茶の「冷かんざらしセット」682円。「かんざらし」は315円。他に島原牛乳や島原の地酒といったメニューもあります。

しまばら水屋敷。島原駅から徒歩10分くらい。商店街のアーケードの一角に位置。
 
庭を眺める縁側が気持ち良く、つい時間を忘れてぼぉぉ。


「冷そうめん」472円。
 
店内にはたくさんの招き猫が飾られ、招き猫グッズもあれこれ販売。私は招き猫シールを購入してきました(^^)


●バックナンバーのご紹介
 
鉄子の部屋

まだまだ新鮮『鉄子の部屋』も是非、ご一読あれ。本誌連載のweb限定裏ネタを紹介しています。 女の子の一人旅に役立つ情報もあり。これであなたもひとり旅がしたくなる!?
 

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