知床のヒグマ猟師が10年愛するクルマ「トヨタ/ランドクルーザー80VX ’97年式」 | クルマ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル - Part 2
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    2017.01.02

    知床のヒグマ猟師が10年愛するクルマ「トヨタ/ランドクルーザー80VX ’97年式」

    12-1バキッ! ゴリゴリ、ガツッ! 知床半島の山中深く、車幅よりも狭い林道を進むのは、ヒグマ猟師・久保俊治さんのランドクルーザー。
    「だってランクルだもの。これくらいなんでもないべさ」と笑う久保さんの愛車はひっかき傷だらけ。ラジオのアンテナは「買ってすぐに折れて無くなった」という。

    道東は北海道でも雪は少ない土 地だが、ときに積雪は2m以上に。深い雪への強さは必須。

    道東は北海道でも雪は少ない土地だが、ときに積雪は2m以上に。深い雪への強さは必須。

    「おっ、まだ新しいな」
    道端に何かを見つけた久保さんが、車を降りて手に取ったのはホヤホヤのヒグマの糞。
    「堆肥の草が混じってる。牧草地で、堆肥と一緒に捨てられた飼料を食ったんだべな」
    ヤマブドウやサルナシなど、餌場を確認しながら進んでいくと、林道は湿地で行きどまりに。すると久保さん、ぬかるみでヒラリと車を切り返すともと来た道を戻りだした。

    車で押しのけられない倒木が出てきたら、鉈でって取り除く。

    車で押しのけられない倒木が出てきたら、鉈でって取り除く。

    「昔は2駆で来たんだもの。普通の車が入る道なら、ランクルで行けないことはない」
    ときにマイナス30度Cを下回り、2m以上も雪が積もることもある知床の山。ここでは「車には絶対の信頼感が必要だ」と久保さんはいう。

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