アウトドア関連書籍
青葉台駅チャリンコ2分
表紙 チャリンコ娘の青春放浪記
 今の時代に「全力で生きる」ということは、どういうことか?
 これほど破天荒な女の青春というものは、めったにないのではと思います。
 酒びたりの女子大生だった「私」は、ふとしたきっかけから早大自転車部初の女子選手として活躍することになります。それはスケートの橋本聖子選手が、自転車に挑戦した直後のことでした。昼間は練習に明け暮れ、競技用自転車のローンを支払うために、夜は大腿筋を網タイツで包みバニーガールのアルバイトに励む日々。そんなある日、血みどろの落車事件に見舞われます。心理カウンセラーへの夢も絶たれ、絶望の日々の後、『サイクルスポーツ』誌のポンコツ編集者に。そこで股ズレ記事に力を注ぎますが、徹夜勤務のあげくに瀕死の大病に見舞われて……。
 リアルな描写。熱くたぎるような文章。ぐいぐいと読ませる展開。
 本作品は、2000年〜2004年にかけてBE-PAL本誌に掲載され、空前の人気連載となりました。
 書籍取次の仕入れ担当者によりますと、ここ1年ほど、自転車関連書籍の静かなブームがあるようで、ムック、書籍が多数出版され、着実に販売数をのばしております。
 本書は、「自転車に関心の高い読者」のみならず、「今の時代に女としてどう生きるか」ということを考えている女性読者にも、広く読まれうる作品だと思います。

●著者プロフィール 鈴木カオリ
 1969年、千葉県佐倉市出身。早大自転車部初の女子部員として活躍。卒業後、「サイクルスポーツ」誌での編集者生活を経て、2000年2月、横浜市青葉区に夫とともに「轍屋自転車店」を開店する。本書はデビュー作品。

●書店スタッフの声
 有隣堂本店・安田信之さん
「自転車女」は「電車男」の100倍熱かったです。
これだけ熱い青春の物語はひさしぶりです。みたされない想い、酒ビタリの日々、そして全力で目標にむかい、ザセツ!!
 ハイスピード青春恋愛アドベンチャー!? 駅のホームで完読しました。すごくよかったです。
 
 ブックガーデンディラ上野店・石岡華織さん
人間にはエネルギーがあり余る時期が必ずあると思う。そんなときに自転車と出会い、師にも恵まれた彼女は、とても幸せだと羨ましく思いました。まっしぐらに目標に向かってゆく彼女の姿、途中で方向転換せざるを得なくて苦しむ彼女の姿…。まるで音楽の世界を選べなかった自分を見ているようで、泣きながら読みました。

 八重洲ブックセンター・篠原純子さん
自転車乗りじゃなくても読んでもらいたい一冊。
特に、「ただの人」になりたくて、七転八起な日々を送っている人に。励みになると思います。とにかく一番めざして、極端に走る著者に、時にいらつき、心配になりましたが、壁に血まみれでぶつかりながらも前に進んでいく著者の生き方に引き込まれました。
次の作品、というよりも、著者のこれからにも期待します。


 
 文教堂青葉台駅前店・庄司さん&角脇さん
最近は心を病んでしまう人が増えているようで、無理せず、マイペースがいいというような風潮を感じますが、「やりたいことがわからない」といっているキミ、「私の人生これでいいのかしら」と悩んでいるアナタ、この本を読んでブッ飛んでくれ〜い!
 体も心も脳ミソも、自分のすべてを出し尽くすことの大切さを思い出させてもらいました。生きる姿勢も、ユーモアあふれる文章も最高です。鈴木カオリさん、私あなたに惚れました!!(ホントです)


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